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ほくほく線

2002/01/27 Sun 00:47 +09:00 信州・越後 > 北越急行ほくほく線

ほくほく線

仕事で冨山に行くことになりました。経路と手段は先方におまかせ。越後湯沢まで上越新幹線で行き、そこから「ほくほく線」とのこと。ほくほく線の名は短略路線として開通したことは聞いていました。息子に聞くと電車でGO2にも出てくるらしい。電車でGOの初めのはやらせてもらった。宮津線の風景が懐かしかったなぁ。そこでインターネットでほくほく線を検索。半分以上のサイトが電車でGO2のほくほく線の攻略法でした。狭軌最高速度で走っていることなどがわかりました。仕事の合間に時間があればということでデジタルカメラをバッグへ。

「ほくほく線」という名は近来では久々のうまいネーミングですね。○○高速鉄道、○○急行というのが最近の鉄道名ですから。募集したとホームページには出ていました。本当の名前は「北越急行」という第三セクター。しかし新幹線の乗り換え案内も「ほくほく線」、ホームページでも「ほくほく線」、覚えやすくて親しみやくていいですね。

越後湯沢と金沢方面を結ぶ特急は「はくたか」。国鉄時代から使われていた特急名がまだ生きていました。ホームページで国鉄時代の車輛485系と最新の681系が走っているのを調べていたので681系が来ればいいなっと思っていたら行きは485系。まだ在来線の特急が輝いていたころの客用扉が1両に1つの車輛です。改装はされていましたが、さすがに近くで見ると歳がわかります。485系のはくたかは停車駅も多く時間もかかりました。

帰りは681系でした。行きは仕事で4人だったのですが帰りは一人、まっ、この方が自由に車内を歩きまわれる……。681系はくたかは停車駅も少なくて速く、設備も最新、同じ運賃を払うなら681系の方がトクですね。走行音は新幹線に似ていて、ロングレールではないので在来線とわかる感じ。快適でした。乗客が少なかったのが残念ですが。

ほくほく線
485系のはくたか
ほくほく線
681系2000番台のはくたか

ほくほく線

ほくほく線

681系の運転席の連結部分は直線ではなくジグザクになっていて、車内販売の女性は大変そう。上の左が外観、中が通路、右は普通の連結部分。SREはスノー・ラビッド・エキスプレスの略。折りたたみテーブルが前の座席に付いているものと、座席に肘当てに入っているものと2種類あって便利でした。座席の色も禁煙と喫煙が色分けされていた。

左は各駅停車用の車輛HK100。ホームページにはこの車輛のペーパークラフトがダウンロードできるようになっていた。

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冨山地鉄の夜

2002/02/03 Sun 00:37 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山地方鉄道

冨山地鉄

冨山の天気は変わりやすい。小雪が舞う越後湯沢からほくほく線に乗れ替え、しばらくすると陽が出てきました。いい天気になって良かったと話していると富山駅着。昼食を食べて外へ出ると、みぞれまじりの雨。仕事先でも晴れたり曇ったり時々雪なので「いつもこんなに天気がかわりやすいのですかっ」と訊ねたら「まぁ、こんなもの」といわれました。立山のすぐ近くに冨山湾があるからかなっ。

仕事が終わったのは5時前。東京に帰るための最終列車は事前にチェック済み、1時間半は自由になそうなので、冨山地方鉄道に向かいました。富山地方鉄道は長野電鉄1000系1500系と同型の車輛を日本車輌で製造していたり、2000系特急車と似た10020形も日本車輌で製造していて以前から興味があったのです。

電鉄富山駅で日は落ちて暗くなっていたのですが、せっかく来た冨山です。工場のある稲荷町へ。京阪から来た10030形の改軌はここで行われているようです。これも営団地下鉄から来た3500系の改造を須坂の工場で行っている長野電鉄と同じですね。以前の塗り分けとは違う、イエローとグリーンの車輛がほとんどになっていました。個人的には前の塗り分けの方が好きなんですが。

稲荷町工場に他とは違う塗装の車輛が、よく見ると西武鉄道の特急レットアローでした。富山地方鉄道に譲渡されたのを知りませんでした。3両編成で塗装も西武鉄道時代そのまま。前面には急行の文字が。富山地方鉄道も他の地方私鉄の例にもれずワンマン化されていました。ほとんどの車輛がクロスシートなので一部のシートを撤去して運賃箱を置く方法。運賃表示板はどこもだいたい同じですね。明るいときに来て、もっといろいろ行きたかったのですが時間がなくなってきたので富山駅にもどりました。

冨山地鉄
左は従来の塗装、右は元京阪の車輛
冨山地鉄
元京阪の車輛の室内。運転席の左後の座席が取り払われて運賃箱が置かれている。
冨山地鉄
元西武鉄道レッドアロー
冨山地鉄
電鉄富山駅にあったサボ

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冨山地方私鉄2つの塗装

2006/12/03 Sun 16:14 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山地方鉄道

冨山地方私鉄


前に撮った写真を続けます。冨山に行ったのは3年ほど前。仕事でですが。富山地方私鉄、略して「ちてつ」はJRの富山駅の横からいろんな方面に出ています。塗り分けが大変そうな以前からの塗装(上の手前の車両)は数少なくて、ほとんど黄色と緑色になっていました。今も以前の塗装は残っているのかな。それにしても地鉄の型式ナンバーは桁が多い。

ホームの横には様々な形と行き先のサボが置いてあったけど、実際に付けている車両は私が見たときは走っていませんでした。少し前は地方私鉄も、オリジナル車両があって面白かったけど、最近は大手私鉄の譲渡車ばかり。

冨山地方私鉄サボ

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富山ライトレール

2012/09/22 Sat 21:44 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山ライトレール

富山ライトレール

富山ライトレール

富山ライトレール

富山駅の北口から富山ライトレールは発車します。ここから奥田中学校手前までは新しく路面電車として開通した区間。後はJR富山港線を活用した路線です。新幹線開通に合わせて工事中の富山駅が完成すると、富山駅南を走る富山地方鉄道の軌道線と接続する予定。自動車時代に路面電車区間を拡大して、それなりの乗客があるのは驚きでもあります。地方で廃止が相次ぐ私鉄のひとつの解決方法かもしれません。

ライトレールのフリー切符を購入すると、地鉄軌道線もフリー区間に含まれていました。地鉄全区間フリー切符を購入してしまったので、軌道線は重複することに。フリー切符は800円なので、まっいいか。この他にスイカ、パスモのような磁気カード「パスカ」も使えるようになっていて、富山の私鉄とバスは元気です。フリー切符は車内では発売しておらず、駅のポートラムショップで購入。トミーテックのNゲージなども発売していました。

軌道線から富山港線後に入るとかなりのスピードを出して走ります。いつものようにとりあえず全線乗車して、終点の岩瀬浜で下車。富岩運河の方へ歩いて見ました。運河の周辺は整備されていて、ヨットやポートが繋がれてデッキが続いています。その中の店で昼食。「ご当地オムライス」を注文。白エビが入っていました。

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富山ライトレール大広田駅

2012/09/23 Sun 11:33 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山ライトレール

富山湾

岩瀬浜では運河沿いに富山湾まで行ってみました。貨物船が停泊していて富岩運河とライトレールの前身富岩鉄道が物資と人を運ぶのに必要だったことがわかります。

全線乗ってみて、まず大広田駅で降りてみることにしました。列車の交換設備があるからです。暑いので駐輪場の陰で座って待っていると、おばあちゃんが「学生さん?」と声をかけられ、喜んでいいのか、悲しんでいいのか。眼が衰えていたのでしょう。

15分おきに走っているので、待っていてもすぐやってきます。少し撮ってから、次の蓮町まではカメラの望遠を最大にすると見える挙のなので、歩いて行ってみます。蓮町の前にはパークライド駐車場がありました。このへんは、近鉄から三岐鉄道に変わった北勢線が再生した方法と似ています。

富山ライトレール大広田駅

富山ライトレール大広田駅

富山ライトレール大広田駅

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富山ライトレール城川原

2012/09/27 Thu 01:55 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山ライトレール

富山ライトレール

富山ライトレール城河原
城川原駅は富山港線時代に唯一交換設備がと車庫があった駅。ライトレールになって交換できる駅は増えて、15分ヘッドの運転を実現しています。蓮田から城川原駅に近づくとレールの撤去後があったので、新しくレールを敷いたのかもしれない。ライトレールの本社も城川原駅にあるというのは後で知りました。城川原で下車すれば良かったと後悔。

奥田中学校から新設の路面区間になります。運転席の向こうに遊歩道のようなものが見えたので、富山港線時代の路線跡だと思われます。レールは急カーブで曲がって併用軌道に。

富山ライトレール

富山ライトレール

富山ライトレール

IMG_4961-s.jpgインテック本社前で降りて併用軌道区間を歩いて行くとレンタサイクルがありました。よくある中古ママチャリを利用したものではなく、専用の自転車でカードでりようできる最新テクノロジーを使ったもの。これしいい。市内の数カ所にステーションのようなものがあり、どこで使うのをやめてもよいシステムらしい。富山はライトレールといい新しいシステムを上手に取り入れているよう。JR富山駅から福井に向かうことにします。

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JR福井駅

2012/09/30 Sun 14:47 +09:00 JR西日本

サンダーバード

福井駅

福井駅富山駅から福井駅までは大阪行きの特急サンダーバード。北陸フリー切符は新幹線と在来線の特急に乗車でき、ほとんどの北陸のJR線にも乗れるので、あちこち行くには便利です。サンダーバードの自由席は空席が多く快適でした。下車のときのアナウスが「次の停車駅は京都〜」、そうなんだっと実感。福井駅は新しくなったばかりのようでピカピカ。前に来たときは仕事で飛行機だったので、以前の福井駅の姿はしりません。先方の担当者が飛行機好きだったので鉄道でとは言えませんでした。ホームに長浜−敦賀、開通130周年のヘッドマークを付けた普通列車が止まっていました。新しい駅前広場で秋の収穫祭のイベントをやっていました。福井鉄道ののりばへ向かいます。

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福井鉄道福井駅前

2012/10/08 Mon 21:44 +09:00 富山・福井・金沢 > 福井鉄道

福井鉄道福井駅前

福井鉄道福井駅前

福井鉄道福井駅前福井鉄道のりばは、JR福井駅から少し離れた繁華街の中にありました。いきなり舗装された道路に線路が現れるといった感じで、駅というより乗場がありました。車両止めはなくてレールはアスファルトの埋もれて消えます。やがて連接車の880型がやってきました。名鉄からやってきた車両です。

福井鉄道に行きたいと思っていてやっと来ました。行きたかったのは大型の200型連接車が路面に乗り入れるおもしろさと、長野電鉄300のが譲渡先であったからです。ここに何回か書いてはいるのですがもう一度書きます。

今から20年ほど前、長野電鉄300型が譲渡されモハ141、142と改造され、ちょうど仕事で福井に行くことになり、仕事の後、福井鉄道に寄りモハ141、142を撮影しようと、愛用のカメラをしのばせて行きました。ところが仕事先の社長自ら車に乗り、帰りの空港まで付きっきりで送ってくださったのです。「もう、ここでいいですから」と行っても「空港まで」とのことで断ることはできませんでした。また後で来ようと思って、モハ141、142は廃車となってしまいましたが、結局今になってしまいました。

駅前から乗車すると土日・祝祭日だけフリー切符を発売しているので購入。いつものようにとりあえず全線を乗車することにします。福井駅前を発車すると市役所前で運転手さんが車内を前後に移動。進行方向を変えて越前武生に向かいます。運転席の後ろには、新車の塗装の人気投票をしていました。富山ライトレールのようなスタイルです。大型車から成功したライトレールのような形態で生まれ変わるみたいです。

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