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名古屋市科学館

2014/01/25 Sat 10:48 +09:00 名古屋周辺

名古屋市科学館

名古屋へ仕事。その近くの白川公園にある名古屋市科学館に行ってみると、かなり大きな公園で、噴水とともにお台場フジテレビの最上階だけ地上に置いたような丸いものがありました。プラネタリウム。もらったパンフレットを見たらギネスにも認定されている内径35メートルという世界最大級の規模。屋外には実物大のロケットがあったけど、個人的にうれしかったのは蒸気機関車B6と名古屋市電があったこと。

B6は明治時代に大量にイギリスで設計られた鉄道作業局の名機。B6と言えば2120形が有名ですが、科学館に保存されているのはドイツハ・ノーファー社製の2400形。
空気制動を追加された姿で、国鉄で使われた後、石原産業株式会社四日市工場で使われていたものでした。石原産業株式会社で働いていた様子がYouTubeに動画でありました。かなり貴重です。ありがたいことです。

名古屋市電も動いていた姿は知りません。科学館で実物は初めて見ました。どちらも保存状態は良いです。

名古屋市電1400

蒸気機関車B6

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リニア鉄道館

2014/07/31 Thu 09:47 +09:00 博物館 > リニア鉄道館

リニア鉄道館

リニア鉄道館

リニア鉄道館モハ52

リニア鉄道館

岐阜から快速で名古屋へ。駅のきしめんで昼食。あおなみ線乗場は端にあってわかりにくいのですが、前に迷っていたので、今回はスムーズに乗り場へ。入場料は1000円。

私がもっとも見たかったのはモハ52。飯田線や模型で見てはいましたが復元された本物と車内を確かめたかったのです。しかしリニア鉄道館は入れるのは扉付近だけ。それも床は透明ビニールで覆われていました。他の中に入れる展示もほとんどそうでした。

鉄道館の奥には花魁車のオヤ31などが並んでいるのですが、ガラスの柵があって正面しか見えない展示。側面は見えません。私が行った鉄道関係の展示では最悪と思えました。部品盗難などマナー対策もあると思いますが、係員が多いようだったので、それで充分ではないかと。

屋外の117系は車内に入って飲食自由となっていましたが、中に入る気になれず帰りました。

あおなみ線

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JR大府駅

2014/08/01 Fri 01:33 +09:00 JR東海 > 武豊線

リニア鉄道館にガッカリして、名古屋駅の地下街で食事をして、予約してあるビジネスホテルへ。朝5時半ごろ起きて、6時にはチェックアウト。名古屋駅の東海道線の大府方面のホームに6時半ごろには出ました。

通勤時間帯が始まって中央線は超満員。大府駅で下車して武豊線ホームに移動。武豊から来るディーゼルは、朝はほとんど名古屋行きの快速で、中央線に乗り入れていました。

武豊線に行こうと思ったのは、東海道線を敷設するための資材を、港から運んだ名古屋地域では初めの鉄道なので、当時の施設がそのまま残っていること。以前、名鉄で名古屋から豊橋に向かったとき、併走するJRの車両がパンタグラフのない車両で、電車に負けないスピードだったので興味を持ちました。それと武豊線の電化工事が始まったので、その前にディーゼルが走る姿を見たかったのです。

大府を出ると東海道線を越えて武豊に向かいます。右手に貨物船の線路が見えました。開通当時の線路だそうです。大府駅には、太平洋セメントのホキ1000の長い編成のをEF210桃太郎が牽引していました。

JR大府駅

JR大府駅

武豊線旧線

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JR亀崎駅

2014/08/02 Sat 23:40 +09:00 JR東海 > 武豊線

JR亀崎駅
武豊線のJR亀崎駅は、国内最古の現役駅舎で有名です。外観は補強・改装が少しされていて明治時代の駅舎とは思えません。駅舎内に入ると柱や補強材を見ると、年代を感じさせます。駅舎内は通勤時間で学生が多く、撮影はやめました。駅舎の外にも車が停車していて移動してくれませんでした。自動販売機も駅舎から話せばいいのにと思います。

JR亀崎駅
ホームの列車交換風景です。左は名古屋行き。右は名古屋からの快速。両方ともキハ75形で、朝夕の名古屋直通はキハ75形、昼間の閑散期は武豊線のみでキハ25形が使われているようです。キハ75は優等列車のような正面で、重厚感があります。

写真のように架線は全線工事が終わっていました。武豊駅で、運転手さんに聞いたら「変電所がまだなので、3月から電車が走る」とのことでした。

JR亀崎駅
古いホームを利用した駐輪場には「武豊線 複線電化 高架 早期実現」の看板がかかっていました。「複線電化 高架」が色褪せて見えなくなっていて月日を感じさせます。電化は分かるけど複線と高架もは欲張りではと思いましたが、後でこの意味がわかりました。

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JR半田駅

2014/08/04 Mon 12:04 +09:00 JR東海 > 武豊線

JR半田駅

JR半田駅

JR半田駅

JR半田駅 JR半田駅

JR半田駅は武豊線の中でも大きな駅で、駅舎を出ると、知多半島酪農発祥の地の石碑、ごんぎつねの新見南吉のふるさと、ミツカンの本社がある酢の里などの立看板が見えました。

今回の目的はJR最古の跨線橋とレンガ作りのランプ小屋。跨線橋は幅が狭いのですが、手入れも良く、良い風貌ではありました。手前に車が駐車しているのが、見る側からすると惜しいところです。駅舎も古いもののようで、木製の柱がしっかりくまれていました。

大府寄りに保存されている蒸機の姿が見えます。行ってみることにします。

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半田市鉄道資料館

2014/08/05 Tue 01:41 +09:00 博物館

半田市鉄道資料館

半田市鉄道資料館

半田市鉄道資料館

半田市鉄道資料館

半田駅横にC11が保存されているので行ってみます。C11 265で武豊線最後の蒸機牽引列車を牽引した蒸気機関車と説明板に書いてありました。以前は半田市民ホールに保存されていたのですが、ホールの取り壊しに伴い駅近くに移転してきたということです。

そのためか、通常保存してある蒸気機関車の動輪、ロッドは銀色に塗られていて、個人的に好きではないのですが、半田のC11は今にも動き出しそうに磨き出されていました。

隣にプレハブの小さな建物があります。半田市鉄道資料館。入場は無料ですが、第1・第3日曜日のみ開館のため、中には入れませんでした。ガラス越しに見ると、いろいろな資料が並べられていました。

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JR武豊駅

2014/08/07 Thu 00:20 +09:00 JR東海

JR武豊駅

JR武豊駅

JR武豊駅

JR武豊駅

武豊駅は無人駅。終端のレールの左が、以前、武豊港まで伸びていたのだと思われます。構内にレールは数本ありますが、使っているのはホームのあるレールのみ。

改札を出ると、駅前はロータリーになっていて、中央に銅像が建っています。高橋煕(さとし)の像。台風で線路の流失を知らせて乗客を救って、自らは殉職したという功績をたたえ建立されたものです。ちょうど私が下車したとき、小学生の1クラスが武豊線に乗ろうとして待っていたら、「あっ、お参りしなくちゃ」と次々とお参りしに来たのには驚きました。多分、学校で銅像のことを教えているのですね。

廃止された武豊港駅の方向に行ってみようと、暑い中歩き出しました。

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武豊港駅跡

2014/08/08 Fri 12:01 +09:00 JR東海 > 武豊線

武豊港駅跡

武豊港駅跡ターンテーブル

武豊港駅跡 武豊港駅跡

武豊港駅跡 武豊港駅跡

JR武豊駅のレールが切れている方向へ歩いていくと、JR東海管理地の看板が立てられた囲われた場所があります。さらに先は公園になっています。武豊線が開通時は、もっと海寄りに駅があって、現在の武豊駅の場所に移動。その後、貨物専用の武豊港駅として復活したけど、廃止された経緯があります。

公園がなくなると道路は大きく左折して下り坂に。多分、道路が線路跡なのだと思います。道路の両側に黒い板塀が現れてきます。やがて信号があり、右手にメリーゴーラウンドのような建物が見えてきます。武豊港駅時代に使われた転車台跡に鉄製の覆いが掛けられているのです。

蒸気機関車などのターンテーブルではなく、貨物用。小さく、十字型に線路が引かれ、木製の蓋がされています。どうやら港が直角に曲がった先にあって、線路を曲げられないので転車台を設けて対処したらしいです。効率を上げるために十字形の線路にしたと。「直角二線式転車台」と書かれていました。

おもしろいのは地元の小学生が、授業で町の歴史を調べているときに、地中に埋まっていた転車台を発見したことです。転車台の場所は「転車台ポケットパーク」と名付けられ、武豊停車場跡地の石碑、どのように使われたかの説明板、たけとよ夢回廊などと一緒に、転車台の周りに建てられています。

武豊港駅跡の向かいは「みそ蔵の小径」なので、黒い蔵の間を歩くことにします。それほど大きくない味噌・たまりの製造元が点在して、近くに行くと、しょっぱい麹のにおいが漂ってきます。江戸時代、和歌山、千葉と並んで醤油の産地だったことは知りませんでした。武豊だけはなく知多半島は発酵食品のメーカーが数多くある地域ということは、来るまで知りませんでした。

武豊港駅跡

味噌・たまり

味噌・たまり

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