- 2008.05.24 Saturday
- 栃本関所跡
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カテゴリタグ: HISTORY
秩父鉄道で西武秩父→お花畑、秩父鉄道で三峰口、バスで秩父湖、ここから1日4本のバスに乗るのには2時間待つので徒歩。バスで20分かかるのなら、1時間半もあれば歩きでも着くだろうと。途中の栃本関所跡も見たかったし。1日4本のバスだと降りて、次のバスを待つという方法はとれない。歩いてもいいかと。
秩父湖から少し歩くと道が二股になっている。左は秩父湖に沿った平坦な道路。右は山の中に入っていく急な道路。栃本関所跡は地図を見ると急な道路にあるらしい。初めは急だけど、そのうち平らになると歩き出す。しかしとんでもない!!!。急な登り道はダラダラとずっと続く。1時間近く歩くと正午のチャイムが山間に響く。続いた登りがいきなり下りが続くようになった。歩くのは格段にラクに。体重で自動的に進んでくれる感じ。栃本という部落があって民宿が目立つ。そこを過ぎたら関所跡があった。
印刷で見たより小ぶりな木造の建物。鎖で簡単に仕切ってあったが、雨の上、山の中。鎖をまたいで敷地内へ。関所はかなり前からあったが、残っているのは明治時代の初めに建てられたと看板に書いてあった。それでも関所だったという様子はきれいに残っていた。歩き続けて疲れたので軒下で少し休ませてもらう。
元気が出て来たので、また川又方面へ歩き出す。登りでは、自家用2輪車ではキツイ道だと思っていたが、下りが続くと自家用2輪車だとラクなのにと思う。道路の先に少し広くなっているところがあって車が止まった。家族で栃本関所跡を見に来たようだ。さらにあるくと道しるべ。徒歩が当たり前の時代、関所があった時代は、ここから分かれたのだろう。
山間が開けて、もうひとつ道路が見える。秩父湖沿いの道路のよう。秩父湖はダム湖なので、ダムを作ったときに平坦な道路を造ったのだろう。道は1本になってバスに乗っていたら終点になる停留所に着く。予定通り1時間半で着く。トイレがあって休めるようになっている。当然休む。実はここからまだ歩いたのだ。