- 2009.07.29 Wednesday
- 写楽の肉筆画
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カテゴリタグ: HISTORY
車内広告などで「幻の写楽の肉筆画公開」と大きな文字で書かれていたので江戸東京博物館に自家用2輪車で出かける。前に行ったのはカミサンと子供が一緒だったと思う。子供向けの何かを見たのかも。思い出せない。何度か通っているので地図は持たずに出かける。
館内はそれほど混んでいなかった。入ると初期の浮世絵。私は写楽目当てだったので会場を見渡すが見あたらず。まあ、そのうちにあるだろうと少しずつ見てまわる。わかったのはギリシャにあった浮世絵を展示していること。初めて公開される浮世絵もあること。初期から明治時代までそろっていることだった。
極彩色の浮世絵になる前のが面白い。数色しか色を使っていない。ただ色は褪色していて、当時の色ではないけど。会場の半分以上進んだところにガラスケースに入った扇子の絵が。これが写楽の肉筆画だった。たった一点。それも小さな絵。役者絵の肉筆画を勝手に予想していたのだ。ちょっと広告は大げさというか誇大すぎ。何点もあると思わせる表現だよ車内広告は。
隅田川を渡ると夜に行われる花火大会を見るために、屋形船が場所取りをしていた。私はこっちは興味なし。人混みはイヤなので。ここから有楽町のビッグカメラまで走り、4,980円のデジカメを買った。キャノンのデジカメはハイビジョンサイズで静止画と動画が撮れる。それで購入したこともある。上の写真はハイビジョンサイズで試しに撮ってみた。普通に撮って天地をカットすればこの比率することもできるけど……。