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武豊港駅跡

2014/08/08 Fri 12:01 +09:00 JR東海 > 武豊線

武豊港駅跡

武豊港駅跡ターンテーブル

武豊港駅跡 武豊港駅跡

武豊港駅跡 武豊港駅跡

JR武豊駅のレールが切れている方向へ歩いていくと、JR東海管理地の看板が立てられた囲われた場所があります。さらに先は公園になっています。武豊線が開通時は、もっと海寄りに駅があって、現在の武豊駅の場所に移動。その後、貨物専用の武豊港駅として復活したけど、廃止された経緯があります。

公園がなくなると道路は大きく左折して下り坂に。多分、道路が線路跡なのだと思います。道路の両側に黒い板塀が現れてきます。やがて信号があり、右手にメリーゴーラウンドのような建物が見えてきます。武豊港駅時代に使われた転車台跡に鉄製の覆いが掛けられているのです。

蒸気機関車などのターンテーブルではなく、貨物用。小さく、十字型に線路が引かれ、木製の蓋がされています。どうやら港が直角に曲がった先にあって、線路を曲げられないので転車台を設けて対処したらしいです。効率を上げるために十字形の線路にしたと。「直角二線式転車台」と書かれていました。

おもしろいのは地元の小学生が、授業で町の歴史を調べているときに、地中に埋まっていた転車台を発見したことです。転車台の場所は「転車台ポケットパーク」と名付けられ、武豊停車場跡地の石碑、どのように使われたかの説明板、たけとよ夢回廊などと一緒に、転車台の周りに建てられています。

武豊港駅跡の向かいは「みそ蔵の小径」なので、黒い蔵の間を歩くことにします。それほど大きくない味噌・たまりの製造元が点在して、近くに行くと、しょっぱい麹のにおいが漂ってきます。江戸時代、和歌山、千葉と並んで醤油の産地だったことは知りませんでした。武豊だけはなく知多半島は発酵食品のメーカーが数多くある地域ということは、来るまで知りませんでした。

武豊港駅跡

味噌・たまり

味噌・たまり

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