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ロペス精糖工場

2008/01/24 Thu 02:19 +09:00 動画 > ベータマックス


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フィリピン・ネグロス島の精糖工場をベータのビデオで撮ったものの続きです。ロペス精糖工場。ここに載せたビデオは、ニューズトラベルのツアーで行ったものです。精糖工場では珍しいシェイが動く、ということで行ったのですが、ずっと火が入っていなかったので、待つことしばし。その間にロペスのオーナーが現れたりしました。

結局ディーゼル機関車で引っ張り出し、後ろから押してヤードの中を走ったものです。押しているDLはできるだけわからないように撮っています。だからスピードが出ていません。ほとんどDLになっていたようで、このシェイ以外は蒸気機関車は見あたりませんでした。だからそれ程この動画は面白くはありません。

ロペスのオーナーには事務所内まで案内されて、家で食事をごちそうしたいとまで言われたのですが、シェイのボイラーの蒸気が上がるのを待っていたことと、ツアーで来ていることからお断りするしかありませんでした。行っていたら貴重な体験ができたのかもしれません。

ロペス


この動画は、ロペスのオリジナルテープが見あたらないというか、ベータのデッキがないので、テープを回して確認することができないのです。それで昔ダビングで編集したテープはあるので、それを近くのカメラ店でDVD化してもらいました。そのためやや画質が劣ります。

編集方法としてはオリジナルのベータのテープを隈無く見て、カウンター数とカットをメモ。順番を決めてVHSのデッキにダビングしていくという、恐ろしく時間のかかる方法です。休日の続く日に「エイヤッ」と朝まで一気にやらないと終わりませんでした。

字幕が入っていめのは、当時持っていたシャープのX-1をダビング時に通して入れたものです。X-1は8ビットのオンメモリで23KB、8色表示、テープに保存、漢字ROMなしという、今では考えられないほど貧弱なパソコンですが、テレビも見ることができて、スーパーインポーズが可能で、それをビデオに撮ることができたので、ビデオ編集時に文字を入れることを目的に選んだものです。

漢字ROMがないので、字幕はキャラクタージェネレーター機能を使って16×16ドットでドットを売って作っています。ちょうどワープロで漢字や記号を作成するのと同じ。文字が少し変なのはそのためです。作れる数に限りがあるので、作っては登録して削除、またドットで作るという繰り返しでした。だからワープロの外字作りは得意になりました。

これまで何回かデジタル化した動画の編集をしましたが、パソコンのスピードも速く、ハードディスクの容量も大きくなった現在では、慣れればパソコンでの編集の方が断然楽で、短時間でできますね。ホント。

X1これがX-1。使わなくなったので息子にあげたもの。ビデオにスーパーインポーズしたものを録画するには、本体の他にデジタルテロッパーという装置が必要でした。写真の本体とCRTの間に見えるのは、2D(2HDや2DDじゃなくて2D)のフロッピーディスクドライブです。

この後、2HDのFDや漢字ROMも入りマウスも使えて、デジタルテロッパーは不要、4096色表示のX-1ターボZが出たので買い換えました。テレビが映るのでまだ手元にあります。今回はちょっと昔話を書いたら長くなりました。X-1に興味がある方はこちらから。残骸があります。

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