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冨山地鉄の夜

2002/02/03 Sun 00:37 +09:00 富山・福井・金沢 > 富山地方鉄道

冨山地鉄

冨山の天気は変わりやすい。小雪が舞う越後湯沢からほくほく線に乗れ替え、しばらくすると陽が出てきました。いい天気になって良かったと話していると富山駅着。昼食を食べて外へ出ると、みぞれまじりの雨。仕事先でも晴れたり曇ったり時々雪なので「いつもこんなに天気がかわりやすいのですかっ」と訊ねたら「まぁ、こんなもの」といわれました。立山のすぐ近くに冨山湾があるからかなっ。

仕事が終わったのは5時前。東京に帰るための最終列車は事前にチェック済み、1時間半は自由になそうなので、冨山地方鉄道に向かいました。富山地方鉄道は長野電鉄1000系1500系と同型の車輛を日本車輌で製造していたり、2000系特急車と似た10020形も日本車輌で製造していて以前から興味があったのです。

電鉄富山駅で日は落ちて暗くなっていたのですが、せっかく来た冨山です。工場のある稲荷町へ。京阪から来た10030形の改軌はここで行われているようです。これも営団地下鉄から来た3500系の改造を須坂の工場で行っている長野電鉄と同じですね。以前の塗り分けとは違う、イエローとグリーンの車輛がほとんどになっていました。個人的には前の塗り分けの方が好きなんですが。

稲荷町工場に他とは違う塗装の車輛が、よく見ると西武鉄道の特急レットアローでした。富山地方鉄道に譲渡されたのを知りませんでした。3両編成で塗装も西武鉄道時代そのまま。前面には急行の文字が。富山地方鉄道も他の地方私鉄の例にもれずワンマン化されていました。ほとんどの車輛がクロスシートなので一部のシートを撤去して運賃箱を置く方法。運賃表示板はどこもだいたい同じですね。明るいときに来て、もっといろいろ行きたかったのですが時間がなくなってきたので富山駅にもどりました。

冨山地鉄
左は従来の塗装、右は元京阪の車輛
冨山地鉄
元京阪の車輛の室内。運転席の左後の座席が取り払われて運賃箱が置かれている。
冨山地鉄
元西武鉄道レッドアロー
冨山地鉄
電鉄富山駅にあったサボ

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