ゴールデンウィークに足利に続いて川桁へ。川桁と言っても多分知っている人は少ない。猪苗代の一つ手前の駅が川桁。無人駅で快速は朝の1本をのぞいて止まらない。駅の広場に「沼尻軽便鉄道の碑」が建てられて、高原列車は行くという懐メロは、沼尻鉄道のことだと書かれている。この廃線跡と、緑の村に保存展示されている沼尻鉄道の車両を見るために輪行したのだ。
沼尻鉄道は硫黄を運び出すために敷設された。近くの川を見ると石は黄色に染まっている。多分、硫黄が多く含まれているためだろう。猪苗代湖にも行ってみる。湖に沿ってサイクリングロードがあると地図に出ていた。野口英世博物館の手前までサイクリングロードし続いていた。晴天ではなかったので、猪苗代湖の湖面の向こうはかすんでいた。普通、こういう湖にはボートとか遊覧船があるものだが、まったく見ることがなかった。
足利へ輪行で行った話のこれが最後。足利は歴史のある街なので、お寺とか神社が多い。どれも歴史上の人物が出てくる。歴史の他に足利は織物の街でもあって、織姫神社があった。行ってみると長い階段を上がっていかなければならない。神社の説明板を見ると、本殿は昭和に建てられたコンクリートと書かれていたので、長い階段はパス。ただ、コンクリート製だけど、有名な建物のようです。
織姫神社前の商店の看板は、トタンかブリキを型抜きしたもの。塗装は全部はげて錆で茶色に。ちょっと形がおもしろかったので撮りました。フラワーガーデンからいろいろ回っていささか疲れていたので、ここから東武足利市駅へ走る。河原でイベントをやっていた渡瀬川を渡るとすぐ足利市駅。
駅で少し休んで各駅停車で久喜へ。座ると爆睡。輪行の帰りはいつもそう。久喜で東急田園都市線乗り入れの電車に乗り換えまた爆睡。青山一丁目で降りて、折りたたみを組み立て走って帰りました。
ビアンキの折りたたみを購入したとき、折りたたみ方だけ教えてくださいとショップの方に。ショップの方も全部の自転車のことを知っているわけではないようで、あれっ、こうだったかなっといった感じ。説明書に書いてありますから。と言われたので、家に帰って説明書を見ると、貧弱の一言。自転車の部分の名称、乗り方が出ていたが折りたたみではない大きな自転車の図と文章だった。まっ、たたみ方は雑誌やWEBで見てはいたので気にはならなかった。その薄っぺらな説明書とともに黄色の小さな瓶が入っていた。マニキュアの瓶のように蓋に筆が付いている。
結局何かわからなかった。輪行を2度して、折りたたんだとき地面に接する車体の塗装が少しはがれていることに気がついた。どうやらマニキュアの瓶のようなものは、塗料ではないかと理解できた。だから購入して1ヶ月も経っていないのに車体の一部ははげている。
鑁阿寺の続きの写真です。下の足利尊氏の像は足利学校から鑁阿寺に行く途中にあったもの。
堀で囲われた正方形の鑁阿寺内には、足利氏代々の墓などいろいろな建物が残されている。ゴールデンウィークで祭りをやっていることもあって、中を特別に見られる建物もあった。ご開帳といったところ。こちらは有料だった。
ところでビアンキの折りたたみだが、長く走ると尻が痛くなる。シボレーの折りたたみでもそうだった。どちらもサドルの中央が少し盛り上がったタイプ。それで廃棄したMTBのサドルを撮っていたものをシボレーの折りたたみに取り付けた。そうしたら痛さは押さえられるようになった。
ジャイアントのクロスバイクは真ん中が凹んだタイプで、こちらでは尻の痛さはあまりない。MTBに付いていたサドルも、やや凹んだタイプ。私の尻は凹んだものに会っていて、飛び出たサドルとは相性が悪いようだ。ビアンキの折りたたみに凹みタイプを付けて走ってみようと思う。
足利学校の裏手にあるのが鑁阿寺(ばんなじ)。難読な名前だ。こっちも入場料を撮られると思ったら無料。中からスピーカーで大きな音が流れて、車や自転車でみんな気軽に入って来る。周りは堀で囲まれていて、入り口の橋には屋根が付いているおもしろいもの。ちょうど連休中でお祭りのよう。
本堂を初め、中の建物はどれも古い物。でも、無料ということもあり、みんな気軽に遊んでいる感じ。実際に中から聞こえてきた大きな音は、よさこい大会の音。その他にリーゼントのロックンロールを踊っている若者もいた。子供も元気に走り回ってるし……。
鐘楼もかなりの年代物。私はきれいだけどちょっとすました感じの足利学校より、古く汚れているけどのびのびした庶民的な鑁阿寺の方が好き。無料で入れるしね。鑁阿寺については足利市や他のホームページに詳しく出ているので割愛。
足利学校に入ると学校の他に、いろいろな建物がある。ただ、再建されたものがほとんど。中の像も複製がある、まっ、安全のために、本物に似せて複製をつくるのもわからないではないが。近くの足利市の氏寺である鑁阿寺は、ほとんど昔の建物が残っているのに入場無料。足利学校は入場料を取られる。だから建物は真新しい。博物館と考えれば、建てるのに費用がかかっているから理解はできるけど。
個人的には汚くて、ポロポロでも昔のままが好き。新しく修復してピカピカなのはどうも。鉄道でも保存されて汚れてなくてペンキを厚く塗ったものより、錆びて汚れていても実際に客を乗せて働いているのがすき。
足利学校にも藤棚があって、日陰がお休み処になっていた。フラワーガーデンの藤は長くて、よく手入れがされて、それは素晴らしいのだが、こちらも藤は身構えてなくて良い。
フラワーパークの近くには栗田美術館もある。広い敷地に伊万里、鍋島などの陶磁器が世界最大の数展示してあるというのだが、足利で見る気持ちにはなれずに入り口だけの写真。
ここから足利市街へは3キロと少しなので、自家用2輪車で走る。途中に足利でしか食べられないようなものがあったら昼飯を食べようと思っていたがラーメン屋があっただけ。哀歌が市街に着いてしまった。どこの都市にもある「中央通り」を走る。地図には足利のメインストリートでファッションの発信地と書いてあったが、シャッターが閉まっている店が多い。売り店舗の張り紙も。食べる店は開いてない。足利駅に行ってみると、はなまるがあったのでここてせ昼にする。
腹を満たして足利学校に向かう。入り口に孔子の石像が建っていた。無料観光案内も行っているようで、市の職員がハッピを着ていた。
東急のホームに毎年、足利フラワーパークへの直通列車のチラシが置かれている。今年は新聞折り込みも入ってきた。地面に届くような長い紫の藤が印刷されている。買ったばかりのビアンキにはちょうどいい。東急のチラシだと田園都市線の駅から東武直通の列車を宣伝しているが、輪行には良く利用する大崎駅まで走って、折りたたんで行くことにする。小山まで湘南ライン、両毛線に乗り換えて富田駅へ。ここで自家用2輪車を組み立てフラワーパークへ。
花の種類と季節によって料金が違うとのことで、今回は1500円。多分、いちばん高いのではないかと思う。花もきれいだし、園内も整備されている。まっ、1500円払ってフラワーパークなんだから、きれいで新しい駅舎なので当たり前と言えば当たり前なんだけど。今回は藤の写真を4枚。しかしチラシの写真はワイドレンズで撮ったようで、現物を見るとおもったより藤は長くない。見頃できれいなのを見て文句を言っちゃいけませんが……。
5月3日に足利まで輪行。5日にも黄金週間2度目の輪行を決行。休み前から予定していて、そのために新・折りたたみ自家用2輪車を購入したのだ。2度目は川桁から猪苗代湖に。行きは新幹線だったけど、帰りは帰省ラッシュを予想して在来線。5時間以上かかった。まあ、疲れて寝ているんだからいかと。
黄色のビアンキを買ったので、今回はカラフルにポップ行こうとライトはオレンジ、ベルは赤ピーマンのような形に。鍵は以前399円で購入したピープル。買ったとき「メーターはどうですか?」と言われたけどメーターは初めから予定はなし。以前シボレーの折りたたみにコードのメーター付けていたときがあったけど、折りたたんだときに接合部に挟まって断線。それにメーターの出っ張りとコードが開閉のときにジャマなのだ。それて゜メーターはすぐ取り外した。
ライトもだから小さい出っぱらないものにした。折りたたみがその方が楽。外れてなくなることもないし。鍵は安かったので買ったが、長いものは取り扱いが面倒で好きではなかったので購入したまま使わなかった。柱などに巻き付けられる方がいいだろうとビアンキに使用。とり扱いが面倒なのはそのうちに慣れればなんとかなる。
輪行袋も巾着袋形式のものは持っていたけど、金具が壊れて針金で応急修理したまま使っていた。それと少し大きい。新しいものをと店員に言ったら「これしかないのですが」と言われたものを購入。帰って説明書を見たら、折りたたみ用では有名な「チビ輪バッグ」だった。黄金週間2度の輪行で使った感想は、有名だけあって良くできている。っと言ったところ。小さくなってトートポストなどに取れ付けられるようになっているのが便利。
これは磐梯山をバックに記念写真。