東金駅
2009/10/09 Fri 02:17 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
シルバーウィークにツーデーパスを使って房総を回ってきました。まず九十九里鉄道の跡を目指して東金へ。路線と行き先がいろいろあって、間違えて成田に行ってしまう。佐倉まで戻って成東へ。東金線に乗り換えて東金駅へ。改札を抜けるとロータリーの端に、九十九里鉄道のバスが並んでいた。ただし九十九里鉄道の駅はこの反対側から出ていたよう。駅周辺をぐるっと見てまわり、駅の反対に出ました。
ホームページには九十九里鉄道が元気だったころ、廃止の跡の様子がいろいろ出ていました。それと、40年くらい前に昔に買った、鉄道ピクトリアルを参考に行きました。
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九十九里鉄道駅跡
2009/10/10 Sat 12:56 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
東金駅のロータリーと商店街のある出口の反対が九十九里鉄道の駅があって、ターンテーブルなどもあったという。成東方向に自転車置き場と空き地が続いていて、ここを走っていたらしい。少し平行して右にカーブ、ほとんど直線で九十九里浜へ。街の中はそれらしきものはありませんでした。
しばらく行くと広い道路に出て車がたくさん走っています。道路を渡ると、ウェブで見た九十九里鉄道路線跡を利用した排水路が見えてきます。排水路の反対側に直線の道路が見えるので、多分ここを走っていたものと思われます。
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排水路
2009/10/11 Sun 02:17 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
大きな道路から九十九里鉄道の跡を利用した排水路が始まります。まったく廃線跡のようには見えませんが、そうだと言われていのでそうなのでしょう。住宅街の中をブルーの鉄柱が続きます。横を歩いて行くと犬に吠えられたり、ゴミが捨てられていたり。
しばらくすると住宅街から畑に変わります。川が現れ、流れ込むと排水路は終わり。このあたりから周りは水田に。川を渡って排水路の反対側に行くと盛り土になった廃線跡がありました。
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廃線跡始まる
2009/10/12 Mon 00:47 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
排水路が川に流れ込んで終わり、その対岸に行くと、盛り土になった廃線跡が始まります。それほど残っていないと思って来たのですが、廃線跡はかなり長く残っています。畑の中にある盛り土に従って行くと、唯一残っていると言われている橋脚の台座が、すぐありました。
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社有地になった九十九里鉄道跡
2009/10/17 Sat 00:51 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
市街地を抜けると盛り土は終わり、周りに木立があるようになります。写真でみた走っている当時の風景のよう。さらに進むと、不動産会社が管理してと「社有地」の立て札。そして古い住宅が続く集落の中を進む。交換駅の家徳駅があったと言うのですが、私にはわかりませんでした。
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「きどうみち」始まる
2009/10/18 Sun 11:43 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
道路になっている九十九里鉄道の跡は草に覆われるようになり、ゴミも捨てられている中を分け入って行くと、小さな川に突き当たります。その近くに農業用水路を渡る古いコンクリートの小さな橋。方向と大きさから九十九里鉄道のものではないと思いますが、その当時のもののよう。
小さな川の向こうには低いフェンスがあり、その向こうにタイル敷きの歩道が見えます。これが九十九里鉄道の跡を利用した「きどうみち」。レールのようにタイルを配しているのはウェブで見てました。ずっと続くのかと思っていたら初めだけ。タイルの形は区間によって変わるようで、タイルでないところもありました。「きどうみち」はほとんど直線で九十九里浜へ向かいます。
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「きどうみち」終わる
2009/10/19 Mon 00:12 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
写真でよく見る「きどうみち」の看板というかアーチは、みちの途中にありました。東金ではなく九十九里浜にむかって。東金からの初めにあると思っていたのですが。タイルの道が終わると、一般道となって左へカーブが続きます。やがて上総片貝の市街地に。
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上総片貝駅跡
2009/10/25 Sun 09:50 +09:00 軽便 > 九十九里鉄道
ほぼ一直線の「きどうみち」が終わってカーブの先に上総片貝駅跡だという、九十九里鉄道のバス停があります。上総片貝駅跡だと言われないとわからないでしょう。九十九里浜とは少し離れた場所で、少し歩くと九十九里浜。
家の間の細い真っ直ぐな道を進むと九十九里浜が広がります。東金から軌道を敷設したことが理解できる眺めでした。高い波が次々とやってきます。サーファーや犬の散歩、夏も終わったけど男女のグループも何組か波と遊んでいる様子を、少しの時間そのまま眺めてました。
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