Clip & Scrap

JR長野駅

2002/09/01 Sun 21:13 +09:00 秩父・群馬・会津 > 宇都宮ライトレール

今年の夏の帰省はひとり。子供も大きくなると友だちとの約束や勉強、部活で忙しいようで、以前は父親が休むときが「休み」だったのですが、そういうわけにはいかなくなってきました。

逆にひとりなら自由に動けるわけで、帰りは新幹線を使わずに在来線を利用しました。横川の「碓氷峠鉄道文化むら」にいつかは立ち寄ってみようと思っていたものを実行したものです。「草軽のデキ」を先にアップしてしまいましたが、そのときの様子を少しずつアップしていきます。

頭に残っている以前の車窓からの景色、駅の様子は、新幹線ができて、しなの鉄道になり、大きく変わっていました。特にしなの鉄道の各駅は測線とポイントが外され、特に軽井沢と横川の両駅のホームは、機関車の付け替えで賑わう昔を知っている者には淋しいものでした。

189系

長野駅では189系だと思うのですが、あさま色から国鉄色に塗り直されていました。「佐久長聖高校・必勝号」のヘッドマークをつけて。甲子園で敗退した後だから帰り用の運転??。

それとホームの真ん中に車止めがありました。ひとつのホームに3・4番線と書かれていたので「アレッ」と下りてみると車止めがあって理解できました。編成が短くなったので長いホームの有効利用というわけですね。

そしてやって来たのが、しなの鉄道の季節列車「快速・軽井沢ホリデー号」。よく見ると懐かしや169系のトップナンバー。室内はゆったりしたシートになっていました。快速となっていましたが、ほぼ昔の急行の停車駅。快適でした。

軽井沢は使わなくなったホームの上屋を解体していました。上山田駅だけ車両留置線があり、線路の数が多く、他の駅は2面ホームがあれば足りるようです。

JR長野駅
左がしなの鉄道で3番線、右は飯山線で4番線

しなの鉄道
長野駅に入線する169系快速「軽井沢ホリデー号」、左は名古屋行き特急「しなの」

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横軽

2002/09/08 Sun 21:02 +09:00 博物館 > 碓氷峠鉄道文化むら

横軽
横軽
EF63が元気だった頃の横川駅

新幹線ができる前の軽井沢−横川間は、どの列車もEF63重連の力を借りる必要があって、特に横川は機関車の付け替え時に「峠の釜飯」を買うためホームに乗客が一斉に飛びだして行ったものです。新幹線になって在来線は廃止され、横川には新幹線も停車しない普通の駅になってしまいました。それで「碓氷峠鉄道文化むら」をつくったのもわからないでもありません。何面もあったホームは使われなくなり線路も少なくなっていました。

横軽
横軽
現在の軽井沢駅

横軽
横軽
現在の横川駅

軽井沢から横川へ行くにはバスで行くしかありません。長野駅から快速に乗って速く着いたのですが、横川行きバスは出て閉まった後で、次は1時間30分以上待たなければなりませんでした。それで食事をしつつ、レンタサイクルで草軽電鉄の廃貨車のあったところへ行ってみたのです。横川行きのバスは満員。補助椅子をつかわなければならないほどでした。

そして横川に着くと「碓氷峠鉄道文化むら」はすぐ近くで、EF63の車庫をそのまま使用。在来線の「あさま」とEF63・2連がホームにつながれてましたが屋外のためか、かなり傷んでいました。

横軽
横軽
下の建物を「鉄道文化むら」でそのまま使っているようだ

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セノハチ

2002/09/13 Fri 20:46 +09:00 博物館 > 碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠鉄道文化むら(なんで「むら」だけかななんだろう?)は、EF63の運転ができるのが他と違うだけで、鉄道の展示の典型という感じ。奇麗に塗装されてレールの上に乗って動かないのより、薄汚れて油まみれでも、走っているのがイチバンなんですが。

展示の中で驚いたのはセノハチのEF59でした。実物を見たのは始めてだったので。特に走行中に開放できる連結器の本物はなかなかでした。なんかいろいろなものが付いてゴチャゴチャして……。反対側は連結器だけでスッキリでゼブラ塗装と前後が対称的でいいですね。

碓氷峠鉄道文化むら
セノハチ(山陽本線・瀬野−八本松)の補機、EF59

横軽時代に使われていた車庫がそのまま文化むら内にあって、当時の工具がタイムスリップしたかのようにそのまま置いてありました。ライブスチームの9600と、外周をナローの蒸気機関車が走っています。オーストリアのチャラタール鉄道のような蒸機でした。これを道路と平行してもう少し長い距離を走らせたら……と思うのは無理な注文かなっ。ダージリンのようになるのに……。 走ってはいませんでしたがアブト時代の日本初の電気機関車EC40に似せたディーゼル機関車もありました。

碓氷峠鉄道文化むら

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秩父鉄道

2002/09/23 Mon 11:58 +09:00 秩父・群馬・会津 > 秩父鉄道

秩父鉄道
熊谷駅

碓氷峠鉄道文化むらのある横川からも在来線。というか新幹線は走っていないのでそれしかないのです。まだ明るいので熊谷で下車。秩父鉄道に一度乗ってみたかったのです。

新幹線が走る前は自社の車両はもちろん、小田急の更新デハ1800系が来たなっ、あっ東急の7000系、JRの101系だっ、と熊谷で秩父鉄道を見ることができました。 そうそう東武鉄道のキハ2000が併走したこともあのました。都営地下鉄が南北線乗り入れの新車になり、前の車両が入線したのは聞いてました。ただ新幹線だと全く見えないのです。

秩父鉄道
熊谷駅

驚いたのは特急としてJRの急行型車両が走っていたことです。これは知らなかったので。東急7000系は見ることができませんでした。都営地下鉄の車両が入線したので17メートル3扉なので廃車になったのかな。

秩父鉄道
寄居駅

そしてもうひとつ秩父鉄道で見たかったのは貨物列車。寄居から東武鉄道に乗ることにしていたので待っているとやってきました。まわりはかなり暗くなっていたのですがデジカメで思ったより明るく撮影できました。デジカメは暗いところは強いですね。

八高線寄居駅は八高線のホームもあっていろいろな車両が来て面白いですね。雨が強くなってきて暗くなってきたので撮影は切り上げ、東武鉄道で帰りました。疲れたのか小川町で乗り換えると池袋までグッスリでした。

寄居駅 寄居駅
寄居駅
時間はたっぷりかかりましたが、旅費は約半分。食事と鉄道文化むらの入場料を入れても新幹線運賃からオツリが出ました。熊谷から秩父鉄道に寄り道しなかったらもっと安く上がりました。久しぶりに若い頃の「行き当たりバッタリの成りゆきまかせ」の旅で面白い時間が過ごせました。それとやっぱり新幹線は点から点への「移動手段」、在来線はまわりが見える線の移動で「旅」ということを再認識できました。

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ムーンライトながら

2002/09/29 Sun 11:51 +09:00 JR東海

9月の14日(土)と15日(日)にかけて近鉄北勢線と内部・八王子線をまわってきました。きっかけは「北勢線が来年廃止になるので撮影にきてください。」とメールをいただいたことです。大近鉄なんでずっと走り続けるだろうと思っていたのです。車体も新しくなって、いわゆる軽便鉄道らしくないので、それほど注目していなっかったのも事実です。しかしよく考えてみると定期旅客運行しているのは近鉄の2路線だけなんでね。

それから北勢線関連のホームページをいろいろみました。廃止のニュース、諸問題が掲載されていました。「じゃ、久々のToytrainだっ」 と行くことを決めました。7月まで忙しく、気分転換をしたいこともありました。9月に入って自分の時間がとれるようになっていたこともあります。

ムーンライトながら行くならできるだけ安く上げたいと、以前よく乗った東海道本線の深夜普通列車大垣行きにしようと時刻表を見ると「快速・ムーンライトながら」になっていたのですね。小田原まで指定席。前の大垣行きの感覚から「当日購入すればいいやっ」と思っていたのですが、念のため駅員さんに聞いたら「指定券がないと乗れませんよ。売り切れになることが多いから」と言われました。それならと指定券だけを11日に買っておきました。このときの窓口の方も「ムーンライトながら」についていろいろ教えてくれました。「人気あるんだよねっ、これ」と。

それからまたホームページで北勢線とムーンライトながらのことをチェック。ムーンライトながらのページがあって、373系特急型車両が使われていることがわかりました。昔は153系だったはず。それと「北勢線存続」も出てました。存続となったのでどうしようかと迷いましたが、時間がとれたので出かけました。息子もはじめ行きたいと行っていたのですが高校3年生のため今回は断念。存続となれば、まだ行く機会はあることになります。

以前出かけたときは雑誌しか情報源がなかったのですが今回ホームページの威力を再認識しました。東京−大阪間を普通列車で旅行するページもあって参考になりました。北勢線は結構な数のホームページがありました。特殊軌道と書かれているページが多かったですね。軽便鉄道という言葉は使われなくなってきたようですね。

ムーンライトながら
深夜の東京駅
ムーンライトながら
朝、名古屋駅での大垣行きと切放

名古屋からは関西本線に乗り換え。電化されていて313系2両のワンマン車でした。以前はディーゼルの長い編成だったので拍子抜け。まっ、いろいろ変わっているわけで……。北勢線、内部・八王子線のページをどうするかは思案中です。

関西本線
名古屋駅・関西本線のホーム
関西本線
関西本線ワンマン車の運転台入線したばかりのようでピカピカ

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